スロベニアで SP(個人事業主)を開業するには? —— 誰ができて、誰ができないのか
スロベニアで SP(samostojni podjetnik、個人事業主) を開業することは、現地や外国人にとって人気のある起業スタイルの一つです。
有限責任会社(d.o.o.)に比べて、設立がシンプルで柔軟 なため、フリーランスや小規模ビジネス、個人でビジネスを始めたい人に適しています。
ただし、誰でもすぐに SP を開設できるわけではありません。この記事では、スロベニアで SP を開業できる人、できない人、そして必要な条件について詳しく解説します。
スロベニアで SP を開業できる人
1. EU / EEA / スイスの市民
EU(欧州連合)、EEA(欧州経済領域)、およびスイスの市民は、スロベニア市民と同じ条件で SP を開業することが可能です。
必要なものは:
- スロベニアの税番号(davčna številka)
- 個人識別番号 EMŠO
- 事業所在地(物件所有者の同意書が必要)
2. 非 EU 諸国の市民
非 EU / EEA 諸国の市民も SP を開業できますが、条件がより厳しくなります。
最も重要なのは:スロベニアにおいて連続 12 か月以上の居住許可を持っていることです。
つまり、スロベニアに到着してすぐに SP を登録することはできません。
まず就労許可と居住許可を取得し、1 年以上合法的に居住した後、SP の登録手続きを始められます。
👉 より早くビジネスを始めたい場合は、d.o.o.(有限責任会社) の設立を選ぶ方が現実的です。こちらは居住 12 か月の条件が不要です。
スロベニアで SP を開業できない人
以下の場合、SP を開設することはできません:
- 非 EU 市民で、スロベニアの居住許可を持っていない
- 居住許可はあるが、連続 12 か月未満
- 正式な事業所在地や必要書類を用意できない
要するに、EU / EEA / スイスの市民は自由に SP を開業可能ですが、非 EU 市民は最低 1 年の合法的居住が必要となります。
SP 開業に必要な書類
SP を設立する際に必要なものは:
- スロベニアの税番号(davčna številka)
- 個人識別番号 EMŠO
- 事業所在地の登録(所有者の公証同意書)
- 非 EU 市民の場合、12 か月以上の居住許可
- 出身国からの証明書類(場合による)
すべての条件を整えれば、SP の設立手続きは比較的スムーズです。専門家のサポートを受けると、より安心して進められます。
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