スロベニアで有限責任会社(LLC/d.o.o)を設立する際の資本金はいくら必要?
スロベニアで事業を始めたいと考えている方にとって、最初に直面する質問の一つが
「有限責任会社(LLC、スロベニア語ではd.o.o.)を設立するための資本金はいくら必要か?」
という点です。
設立する会社の形態によって答えは異なります。たとえば、個人事業主(s.p.)を開業する場合、資本金は不要で、登録手続きも簡単かつ無料です。
しかし、**有限責任会社(LLC/d.o.o.)**を設立する場合、スロベニアの法律で資本金の払い込みが義務付けられています。子会社を設立する場合も同様です。
**Noirberg(PHARMALPS d.o.o. のブランド)**は、外国籍の方がスロベニアで会社を設立する際のサポートを専門としています。法務、会計、ビジネスコンサルティングまでトータルでサポートし、スムーズかつ確実に会社設立を進められるようお手伝いします。
スロベニアにおける有限責任会社(LLC/d.o.o)の最低資本金
法律上、スロベニアでLLCを設立するための最低資本金は7,500ユーロです。
この金額は、1人のみが株主となる場合に適用されます。
では、複数人で会社を設立する場合はどうでしょうか?
その場合、資本金は株主間で分割できます。各株主の最低出資額は50ユーロです。
👉 例:3人でLLCを設立する場合、出資額はそれぞれ異なっても構いません。合計が7,500ユーロに達すれば条件を満たします。
スロベニアのLLCには株主は何人まで参加できる?
スロベニアの会社法(ZGD-1)では、LLCの株主数は最大50人までと定められています。
つまり、200人がそれぞれ50ユーロを出資してLLCを設立することはできません。
もし50人以上の株主を想定する場合は、経済省の特別許可が必要です。Noirbergの法務コンサルタントが、この手続きについてもご案内します。
資本金は現金ではなく資産でも可能?
はい、現金の代わりに固定資産を資本金として出資することも可能です。資産には以下が含まれます:
- 不動産
- 機械設備
- 車両
- 事務用家具
しかし、この方法にはいくつかのデメリットがあります:
- 評価費用 – 公認鑑定士による評価が必要で、最低でも7,500ユーロ相当の価値が証明されなければなりません。
- 登録手続きが複雑 – 現金の場合は、仮口座に入金し、その後ビジネス口座に切り替えるだけのシンプルな流れですが、資産出資の場合は公証人を通じて手続きを行う必要があり、追加費用と時間がかかります。
そのため、多くの起業家は資本金を現金で払い込む方法を選んでいます。
現金で資本金を払い込む場合のステップ
現金で資本金を払い込む場合、手続きは比較的簡単です:
- 銀行で仮口座を開設する
- 資本金(7,500ユーロまたは株主間で合意した額)を入金する
- 必要書類を提出して会社を登録する
- 設立完了後、仮口座は自動的にビジネス口座へ切り替えられ、日常の会社運営に利用可能となります
Noirbergを選ぶ理由
外国で会社を設立するのは複雑に感じるかもしれませんが、正しいパートナーと進めれば驚くほどスムーズです。
Noirbergは、以下のサービスを提供しています:
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- 株主間の契約や出資額に関する法務アドバイス
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スロベニアはヨーロッパの中心に位置し、EU市場へのアクセス、安定したビジネス環境を備えています。会社設立を考えるなら、まずは資本金と法的要件を正しく理解することが第一歩です。
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追記: Noirbergは法律事務所ではありません。必要に応じて、専門の弁護士や移民コンサルタントなどの専門家と連携しています。